よしむらのブログ


[映画][DVD] ハーブ&ドロシーの新作を応援したい!

「ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人」という映画をご存知だろうか。

ニューヨークに住む郵便局員のハーブ、図書館司書のドロシーのヴォーゲル夫妻の楽しみは、現代アート作品のコレクション。自分たちの給料で買えること、自分たちの住む1LDKのアパートに収まること、を基準にコツコツと買い集めた作品たちが、いつしか世界でも有数の現代アートコレクションとなる。それを国立美術館に寄贈することになり…というお話。日本でも2010年に公開され、内外で多くの賞をとったドキュメンターリー映画である。

YouTubeで視聴

予告編からも感じていただけると思うが、ハーブとドロシーの人柄、生き方、アートに対する姿勢が何とも魅力的なのだ。リズムの感じられる映像と、それにぴったりと合った音楽もとても気持ち良い。現代アートが好きな方はもちろん、アートそのものには詳しくない方でも、きっと観終わった時になんだかにこにこしちゃうような、素敵な映画だと思う。

この映画の監督は、札幌出身でニューヨーク在住の佐々木芽生さん。本作が彼女の監督一作目だったのだそうだ。一作目を撮り終えた時点では続編など全く考えていなかったが、あることがきっかけでハーブ&ドロシー夫妻とコレクションのその後を追った続編を撮ってきた。タイトルは「ハーブ&ドロシー ふたりからの贈り物」。2013年3月30日には世界に先駆けて日本で劇場公開される予定である。

YouTubeで視聴

さて実はここからが本題。この映画、企業や財団からの協賛や助成に加えて、クラウドファンディングという手法で多くの人から少しづつの資金援助を受けて制作されている。諸事情により公開に向けて追加の資金が必要となり、現在モーションギャラリーというクラウドファンディングのプラットフォームを使って資金を募っている。また、彼女の出身校である札幌南高校*の同窓生が中心となった応援基金もできている。前者は2013年2月12日、後者は同2月7日が期限だが、まだ現時点(1月26日)では目標には達していない。というわけで、

映画の日本公開を応援したい方はぜひご協力をお願いします!

* 実は札幌南は私の母校でもある。つまり佐々木監督は私にとっては同窓の先輩なのだ…が、純粋に映画が素晴らしいので応援している次第。

なお、一作目が素晴らしいと言われても予告編だけではよくわからない、という方、実は現在各地で無料やワンコインの上映会が行われている。FacebookのファンページやTwitterの公式アカウントに上映会の情報が流れているので、是非チェックを。

DVDも発売されているのでいつまでもお手元に置きたい方はぜひ。レンタル店にも置かれている模様。

ハーブ&ドロシー [DVD]

その他、映画に関する諸々の情報は公式サイトをチェック!

2013年01月28日 12:34更新
2013年01月26日 16:27投稿
コメント(2) [コメントを投稿する]

_ 佐々木芽生 [よしむらさん、ブログでのご紹介ありがとう!]

_ よしむら [なんと佐々木監督直々のコメント!こちらこそありがとうございます!]


[DVD][音楽] マリーザ・モンチ / 私のまわりの無限

プロのミュージシャンの仕事ってどんなこと?曲を書く、録音する、ライブで演奏する…それから?

ブラジルのスーパースター、現代最高の歌姫であるマリーザ・モンチの最新DVDには、そんな疑問に答えてくれるドキュメンタリーが収録されている。

アルバム『私の中の無限』『私のまわりの宇宙』リリース時のプロモーション、ライブ『私の中の宇宙』ツアーのステージ構成の企画、スポンサーとの関係、レコード会社との関係、リハーサル、ツアーの舞台裏や移動時、ホテルでの生活、ファンとの交流、などなど、音楽を職業として生きていくさまざまな事柄が、マリーザ本人のナレーションによって紹介されている。音楽が産業として回って行くにはずいぶん広範な領域がからみあっていることがわかると同時に、一つ一つのエピソードから彼女の知性とユーモアが伝わってきて、好感が持てる。

ドキュメンタリー以外にライブ映像も収録されており、さらにCDもついてくるので、音楽そのものに浸ることもできるようになっている。

私のまわりの無限 [DVD]

一昨年の来日公演があまりに素晴らしかったことはブログにも書いたが、本DVDでその裏側を垣間見ることにより、素晴らしくなるべくして素晴らしくなったのだ、ということを確認することができた。

トリバリスタス (CCCD)(マリーザ・モンチ)

私のまわりの宇宙(CCCD)(マリーザ・モンチ)

私の中の無限(CCCD)(マリーザ・モンチ)

彼女のオフィシャルサイト: http://emij.jp/mm/

[Posted on 2009-05-17]

2009年05月17日 02:24更新

[][DVD] 最後の授業 ぼくの命があるうちに

既にネット、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌といろいろなところで取り上げられているので、ご存知の方も多いと思うが、まだ観ていない/読んでいない方のためにご紹介。

最後の授業 DVD付き版 ぼくの命があるうちに(ランディ パウシュ/ジェフリー ザスロー/矢羽野 薫)

私は数ヶ月前に入手したものの、実際の講義を記録したDVDを見る暇がなくて、最近ようやく視聴、読了。

間違いなく感動したんだけど、感動と言ってしまうとうまく魅力が伝わらない気がする。なんと言ったらいいのか…いや、とにかく最高なんだよね。

もしこれを読んでいる方が詳しい事情を知らないなら、いっそ知らないまま次の動画を見てもらうのが一番いいと思う。

観た?





では続き。

主役のランディ・パウシュはカーネギー・メロン大学の教授でバーチャル・リアリティの権威。膵臓がんにより、自分の余命が3〜6ヶ月と知った状態で行った、文字通りの「最後の授業」なのだ。が、上記の動画を見る限り悲壮感のかけらもない。サービス精神旺盛な、ジョーク満載の抱腹絶倒の講義なのである。

もちろん、イタい自虐ネタとも違う。状況をわきまえないむやみなポジティブ志向や「あっちの世界」に行ってしまった人の話とも違う。

子を持つ親に、親を持つ子に、これから夢を実現しようとしている若者に、しばしこれまでの人生を振り返ろうとしている中年や老年に、つまりは全ての人にこの講義を観て欲しい。そして、講義の内容とその背景やその後の続きを綴った本書を読んで欲しい。ちなみに講義は上記のようにYouTubeでも観られるが(全編公開されている)、やはり画質の点からDVD付き書籍を買ってDVDを観ることをおすすめする。

個人的には、彼に近い年齢であることに加え、子を持つ親としての立場からも、非常に感慨深いものがあった。

上記の授業が行われた2007年9月から10ヵ月後の2008年7月に、残念ながら彼は世を去ってしまった。我々に多くのものを残してくれた彼に感謝したい。

なお、出版元の特設ページも充実しているので参照されたい。

[Posted on 2008-11-27]

2008年11月27日 00:32更新

[音楽][DVD] Rock Goes To College Live 1979 / Bruford

昨年紹介しきれなかった本や CD をちょっとずつ紹介したい、と思っている今日このごろだが、その前につい最近入手した DVD の紹介を (感動が新鮮なうちに)。

ロック界最高のドラマーの一人、ビル・ブラッフォードのバンド "Bruford" のライブ DVD。1979年にオックスフォード工科大学で収録され、BBC でオンエアされた映像で、メンバーはビル・ブラッフォード (ds)、デイヴ・スチュワート (key)、アラン・ホールズワース (g)、ジェフ・バーリン (b)、そしてゲストでアネット・ピーコック (vo)。とにかくすごいメンバーが揃っているのである。

個人的にはとにかくホールズワースが大好きなので、彼の流れるようなフレージングが存分に堪能できるのがまず嬉しい。もちろん、ブラッフォードの「カーン」と突き抜けるようなスネアとタイトなドラミングをはじめとして、他のメンバーも素晴らしい。そして何より、けだるく妖艶に、漂うように語り歌うアネット・ピーコックの存在感 (ポーズの決め方には時代を感じるが…)。

超絶変拍子の嵐の2曲目 "Beelzebub" をはじめとして、リズムもコード進行も一筋縄では行かない曲が多いのだが、その割にはメロディーラインが親しみやすいのも良い。ブリティッシュ・ジャズ・ロックの最良の到達点の一つがこのバンドだと思う。

  • ロック・ゴーズ・トゥ・カレッジ
  • ブラッフォード
  • Arcàngelo, ARDV-1035
  • 日本語解説つき輸入盤 DVD

ロック・ゴーズ・トゥ・カレッジ [DVD](ブラッフォード)

(今年から Amazon のアソシエイト・プログラムに参加)

2007年01月13日 00:00更新

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