若き民衆
斎藤充正さんのtangodelogの「忘備録のような」によれば、来年(2008年)小松亮太氏がピアソラの幻のオラトリオ『若き民衆』を日本初演!とのこと。
地方のFM局で5月にオンエアー(終わってる!)の音楽番組roots vol.37「アストル・ピアソラ 〜自由へのタンゴ〜」の収録。ナビゲーターは小松亮太くん、私はピアソラ史をちょこっと解説。
驚いたのは、亮太くんが《若き民衆 El pueblo joven》からの抜粋を選曲していたこと。この作品は71年にドイツのTV局でオンエアーされただけの幻のオラトリオで、公式レコーディングは存在しません。
(中略)
亮太くんが掛けたのは数年前のニューヨーク公演の音源とのことで、何で彼がそんなものを持っているかというと、来年遂に日本初演を行うことになり(!)、その資料として貰ったものなのだそうです。
以前、アコーディオンのcoba氏がピアソラの軌跡をたどった番組(「世界・わが心の旅」〜「アルゼンチン・自由なるタンゴへの道」 NHK-BS2 2000年2月19日)でこのオラトリオのさわりだけ放送されたことがあり、かなり強烈な印象を受けた記憶がある。まさか日本で公演が観られるとは!これは来年が待ち遠しい!!
公演情報はこちら。
[posted on 2007-06-10]
卓球好き、音楽好きです。飲み食い好きが高じて料理もします。2024年ソニーグループ(株)を退職し、同年より(株)fcuro勤務のAIエンジニアです。アルゼンチンタンゴ等の音楽について雑誌に文章を書いたりすることもあります。
なお、当然ながら本サイトでの私の発言は私個人の見解であります。所属組織の方針や見解とは関係ありません (一応お約束)。
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