プレイズ・アストル・ピアソラ 〜 フアンホ・ドミンゲス2days公演・Bプロ (2005年6月17日 東京・草月ホール)

一応忙しぶってはいるものの、以前のようににっちもさっちも行かない状況は抜けたので、この日はさる筋からご招待頂いたフアンホ・ドミンゲスのコンサートへ ([2005-04-29-1] も参照)。
タイトルは「プレイズ・アストル・ピアソラ」だが、第一部は古典タンゴ。しかも、頭の3曲が「ドン・エステバン」「エル・アフリカーノ」「エル・アパーチェ・アルヘンティーノ」と、なんとも渋い。でもこれがなかなか良かったのだな。たいへん楽しめました。マリア・ホセ・メンターナの歌では「淡き光に」の伴奏がとにかくやりたい放題ですさまじかった。相当の力量のある歌手じゃないと歌えないと思われる伴奏 (当然フアンホがマリア・ホセの力量を買っているからやれたことだとは思う)。
第二部前半はピアソラ。やはりフアンホの超絶技巧がすさまじい。「アディオス・ノニーノ」が特に渾身の演奏で素晴らしかった。第二部後半は「ショパン・メドレー」「チャルダッシュ」などのクラシック系で、さらにこれでもかと技巧の嵐。なんだかちょっと気が遠くなりかけた私であった。

  • プレイズ・アストル・ピアソラ 〜 フアンホ・ドミンゲス2days公演・Bプロ
  • 2005年6月17日
  • 東京・草月ホール
  • フアンホ・ドミンゲス・トリオ (g x 2, ギタロン)
  • 歌手: マリア・ホセ・メンターナ

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