トリオ・ロス・ファンダンゴス+齋藤徹 (2005年10月11日、横浜・関内 エアジン)

掲示板に告知を頂き、これは見逃せない、と思っていたライブ。幸いにして仕事のケリが何とかついたので、残業せずに横浜へ。
行って良かった!
ファンダンゴスのライブは一年ぶり ([2004-09-05-2]参照) だが、とにかく楽しい!谷本さんのトークは絶好調で、今年も「牛でございます」「泉わく〜」などのお約束ネタは健在。演奏も古典タンゴの本質を見事に捉えていて、特に曲が盛り上がった時の全員一体となって迫ってくる感覚が素晴らしかった。ピアソラ作品の現代性とのコントラストも見事。
さらに、特別ゲストの齋藤徹さんのコントラバスの存在感の凄いこと。何曲か客演、という形ではなく、完全にメンバーの一員として最初から最後まで演奏し、重量感あるグルーヴを生み出していた。アコーディオンの変奏とユニゾンで弾きまくったり、ヴァイオリンのソロとフリーな感覚で絡んだり、といった場面も。
ダンスのケンジ&リリアナも良かったなぁ。狭い店内で最前列で観ていたので、近すぎて全体が観られなかったようなところはあるが、その分ターンする時の風が感じられるぐらいの迫力。客席にいたタナディーズ (棚田晃吉・典子さん) の飛び入り参加まであって、大満足。

(2005/10/16 リンク追加)

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