オルケスタ・アウロラ2ndアルバムと発売記念ライブ
オルケスタ・アウロラがブエノスアイレスでアルバムを録音してきた!タイトルは『ブエノスアイレスのアウロラ』だ!
ブエノスアイレスのアウロラ(Orquesta AurorA)
発売日は今日、2010年10月12日。実はラティーナさんのご好意で、事前にサンプルをいただいたのだが、前作にも増して素晴らしい内容である。
収録曲は以下のとおり。
- MALA JUNTA
- EL OTRO CIELO
- YO SOY MARIA
- EL PUERTO
- OTOÑO PORTEÑO
- NAOCO
- CIUDAD TRISTE
- VUELVO AL SUR
- DOS CORRIENTES
- LA PUÑALADA
- VERANO PORTEÑO
- NADA
バンドを率いるのは会田桃子(ヴァイオリン)、青木菜穂子(ピアノ)の二人。それに吉田篤(ヴァイオリン)、北村聡、鈴木崇朗(バンドネオン)、東谷健司(コントラバス)といった陣容である。
収録曲は、既にオルケスタ・アウロラや、青木菜穂子、会田桃子それぞれのライブで演奏されている曲が多い。ライブでじっくり練り上げられた編曲、演奏を、ブエノスアイレスの最高の環境で録音した一枚である。
収録曲についてはちょっと思い込みがあったようで上記は全くの誤記。実際にはこのアルバムのために新たに採用したレパートリーが中心である。個人的に大好きな”CIUDAD TRISTE”(悲しい街)がこの中では例外的に青木菜穂子の2枚目のアルバムに収録されており、ライブでも演奏実績があることや、直前(アウロラのアルバムの録音後)に行った会田桃子のM.Locuraのライブで演奏されていた”VERANO PORTEÑO”、”NADA”が収録されていたため、このような思い込みを生じてしまった。お詫びして訂正します(2010-12-02)。
前作からの清清しさ、爽やかさに加えて、狂おしさ、悲しさ、凄み、など、タンゴのさまざまな表情が盛り込まれている。日本人、アルゼンチン人という枠を超えて、今のタンゴとして非常に高い水準にある演奏といえるだろう。
そして、このアルバムの発売記念コンサートが、まさに今日2010年10月12日に東京・九段会館で行われる。ゲストにはアルバムにも参加している大女性歌手、フリア・センコが特別出演。これも聴き逃せないステージだ。詳しくはこちら。当日券もある模様。
[Posted on 2010-10-12]
卓球好き、音楽好きです。飲み食い好きが高じて料理もします。2024年ソニーグループ(株)を退職し、同年より(株)fcuro勤務のAIエンジニアです。アルゼンチンタンゴ等の音楽について雑誌に文章を書いたりすることもあります。
なお、当然ながら本サイトでの私の発言は私個人の見解であります。所属組織の方針や見解とは関係ありません (一応お約束)。
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