ハーブ&ドロシーの新作を応援したい!
「ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人」という映画をご存知だろうか。
ニューヨークに住む郵便局員のハーブ、図書館司書のドロシーのヴォーゲル夫妻の楽しみは、現代アート作品のコレクション。自分たちの給料で買えること、自分たちの住む1LDKのアパートに収まること、を基準にコツコツと買い集めた作品たちが、いつしか世界でも有数の現代アートコレクションとなる。それを国立美術館に寄贈することになり…というお話。日本でも2010年に公開され、内外で多くの賞をとったドキュメンターリー映画である。
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予告編からも感じていただけると思うが、ハーブとドロシーの人柄、生き方、アートに対する姿勢が何とも魅力的なのだ。リズムの感じられる映像と、それにぴったりと合った音楽もとても気持ち良い。現代アートが好きな方はもちろん、アートそのものには詳しくない方でも、きっと観終わった時になんだかにこにこしちゃうような、素敵な映画だと思う。
この映画の監督は、札幌出身でニューヨーク在住の佐々木芽生さん。本作が彼女の監督一作目だったのだそうだ。一作目を撮り終えた時点では続編など全く考えていなかったが、あることがきっかけでハーブ&ドロシー夫妻とコレクションのその後を追った続編を撮ってきた。タイトルは「ハーブ&ドロシー ふたりからの贈り物」。2013年3月30日には世界に先駆けて日本で劇場公開される予定である。
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さて実はここからが本題。この映画、企業や財団からの協賛や助成に加えて、クラウドファンディングという手法で多くの人から少しづつの資金援助を受けて制作されている。諸事情により公開に向けて追加の資金が必要となり、現在モーションギャラリーというクラウドファンディングのプラットフォームを使って資金を募っている。また、彼女の出身校である札幌南高校*の同窓生が中心となった応援基金もできている。前者は2013年2月12日、後者は同2月7日が期限だが、まだ現時点(1月26日)では目標には達していない。というわけで、
映画の日本公開を応援したい方はぜひご協力をお願いします!
* 実は札幌南は私の母校でもある。つまり佐々木監督は私にとっては同窓の先輩なのだ…が、純粋に映画が素晴らしいので応援している次第。
なお、一作目が素晴らしいと言われても予告編だけではよくわからない、という方、実は現在各地で無料やワンコインの上映会が行われている。FacebookのファンページやTwitterの公式アカウントに上映会の情報が流れているので、是非チェックを。
DVDも発売されているのでいつまでもお手元に置きたい方はぜひ。レンタル店にも置かれている模様。
ハーブ&ドロシー [DVD]
その他、映画に関する諸々の情報は公式サイトをチェック!
卓球好き、音楽好きです。飲み食い好きが高じて料理もします。2024年ソニーグループ(株)を退職し、同年より(株)fcuro勤務のAIエンジニアです。アルゼンチンタンゴ等の音楽について雑誌に文章を書いたりすることもあります。
なお、当然ながら本サイトでの私の発言は私個人の見解であります。所属組織の方針や見解とは関係ありません (一応お約束)。
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よしむらさん、ブログでのご紹介ありがとう!
なんと佐々木監督直々のコメント!こちらこそありがとうございます!