ドラッカーの歌?! ~ピジネスミュージカル「KACHIBUS」(2014年1月9日 下北沢・本多劇場)
高校同級生の吉田理宏が原作を書いたミュージカル「KACHIBUS」 、下北沢の本多劇場で観てきました。いや、楽しかったな~!
舞台は北海道・十勝にある、つぶれる寸前の地方バス会社。東京で大手企業に勤めていた社長の息子が経営を引き継ぎ、右も左もわからないままもがき続け、やがてあることをきっかけに再生へ…という物語です。新聞等にも取り上げられた実話なので、聞いたことがある方も多いかもしれません。
お話にはもちろん怒りも苦悩も挫折も涙もあり、なんですが、それ以上に笑いがたくさん。「なまら」「わや」「しばれる」「ゆるくない」など道産子には懐かしい北海道弁もまたたくさん。これで楽しくない訳がない!
台詞や演技の延長線上に歌がある自然なミュージカルなのも良かったです。ビジネスや人間関係に悩む人へのメッセージや、果てはドラッカーのマネジメント理論まで、歌だからこそすんなりと伝わった気もします。
出演者もみんな魅力的。主演の森崎博之さんの笑顔がとにかくいいんだな。川村ゆきえさんは超絶かわいいし、小野寺昭さんは渋いし、そして阿知波悟美さんの歌がすごい!
東京公演は2月13日(2014年)までですが、どうやら全て売り切れの模様なので、ぜひ観に行って、とお勧めできないのが残念なところ。しかし!その後2月12日に札幌、2月14日~15日に帯広で公演があります。北海道の皆さんはもちろん、北海道に行っちゃおうと思ってる皆さんも、お見逃しなく!
ちなみに原作は、2013年振り返り 本、映画編でも紹介したこちら。
黄色いバスの奇跡 十勝バスの再生物語(吉田 理宏)
卓球好き、音楽好きです。飲み食い好きが高じて料理もします。2024年ソニーグループ(株)を退職し、同年より(株)fcuro勤務のAIエンジニアです。アルゼンチンタンゴ等の音楽について雑誌に文章を書いたりすることもあります。
なお、当然ながら本サイトでの私の発言は私個人の見解であります。所属組織の方針や見解とは関係ありません (一応お約束)。
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