ロック経由のジャズで空間を創る3ピースバンド~St.Barbe
日頃無計画な私にしては珍しく、今後ブログに書きたいネタ、書くべきネタをリストにしてみたのですが…ヤバい、たくさんある!多分今後も増えるので、どんどん書かないとネタリストだけが肥大して行ってしまう…という訳で、書けるものはさっさと書こうかという気になってます (とはいえ過去にも何度もそういう気になって挫折してるのでどうなるかわかりませんが)。
ネタのひとつが以前 ロックの日2021 で挙げたバンドのうちいくつかについて書くことで、今日はその一発目 St. Barbe についてです。
シンプルなトリオでロックとジャズの融合的な音楽をやるバンドです。今のところ3曲入り EP が一枚出ているだけのようなのですが、これが滅法かっこいいんだな。
ロックとジャズの融合と言っても、昔のフュージョンのようにギターがテクニカルな早弾きソロを決めまくるような音楽ではありません。ギターはコードとメロディを一緒に弾いて空間を創り出すようなスタイルで、多重録音も多用。クリーントーンだけでなく微妙に歪んだ音色もうまく使っているところが絶妙に引っ掛かりを残します。ベースとドラムスも単にバックのリズムを作るだけに留まらず、ギターに有機的に絡み合います。このスタイルがワタクシ的には非常にツボで、既に3曲だけじゃ足りない!フルアルバムが聴きたい!という気持ちになってます。
なお、こちらにギターのジェームス・モルトビーへのインタビューがあります。
MEET ST BARBE, THE JAZZ-ROCKERS LOOKING TO BRING A FRESH SOUND TO YOUR EARS IN 2021
これによれば彼は、父親の持っていたレコードからプログレにハマったのだそうです。入り口は何故かサイモンとガーファンクルで、彼等の “America” の Yes によるカバーにぶっ飛んでインプロヴィゼーションの世界に入り込んでいったのだとか。
オリジナルはこれね。
卓球好き、音楽好きです。飲み食い好きが高じて料理もします。2024年ソニーグループ(株)を退職し、同年より(株)fcuro勤務のAIエンジニアです。アルゼンチンタンゴ等の音楽について雑誌に文章を書いたりすることもあります。
なお、当然ながら本サイトでの私の発言は私個人の見解であります。所属組織の方針や見解とは関係ありません (一応お約束)。
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当初
「ギターは指でコードとメロディを一緒に弾いて空間を創り出すようなスタイルで」
と書いていましたが、ピック使ってますね😅
従って「指で」は削除しました。