私のラジオ遍歴 (2)
前回 は自作トランジスタ2石ラジオで短波放送を聴き始めた話を書きました。今回はついにメーカー製の短波ラジオを入手した話です。
買ってもらっちゃった!ナショナル クーガ No.7
自分としては自作ラジオでの BCL にもそれなりに満足していました。が、まあ確かにメーカー製のラジオに興味がなかったかと言えばそんなことはなく、高感度なラジオが欲しい気持ちはもちろんありました。
そんな中、父が突然ラジオを買って帰ってきました。元々新し物好きで、なおかつ家族を驚かせるのが好きだった父。私には何の相談もなく買って来たのがナショナル (今のパナソニック) のクーガ No.7 というラジオでした。
ざっくりこんなやつ(笑)。
ちゃんとした写真とか詳しい説明とかは例えばこちらを参照してください。
で、はい、もちろん嬉しかった…ですよ。うん。ちょっと調整を誤るとギャーと発振音が耳に痛い再生式のラジオから、安定して高感度なラジオへの変化は非常に大きかったですから。ただ…これ、短波でも12MHz までしか入らなかったんですよね。私としては、ちゃんとしたメーカー製を買うなら 15MHz 帯とかもっと上の周波数とかも聴けるやつにしたかったかなぁ、ソ◯ーのスカ◯◯◯◯ーとか…なんて、息子を喜ばせたかった父の前では言えるはずもなく。
で、さらにラジオにかじりつく日々。当時非常に聴くのが難しいとされていたこの局も聴いちゃいました。
Radiodifusión Argentina al Exterior 海外向けアルゼンチン国営放送です (こちらも別途取り上げます)。
2石ラジオで短波デビューしてからおそらく半年後位、1975年半ばから後半位のことだったようです (手持ちベリカードの日付から推測)。
卓球好き、音楽好きです。飲み食い好きが高じて料理もします。2024年ソニーグループ(株)を退職し、同年より(株)fcuro勤務のAIエンジニアです。アルゼンチンタンゴ等の音楽について雑誌に文章を書いたりすることもあります。
なお、当然ながら本サイトでの私の発言は私個人の見解であります。所属組織の方針や見解とは関係ありません (一応お約束)。
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