オルタナ系強力ロックトリオ Eruca Sativa
3月に紹介した Duratierra と同様、出会いは Spotify でした。最初に聴いたのはこの曲。
ガツンと来ました。確認すると、アルゼンチンロックの重鎮ギタリスト/シンガーソングライター、ダビ・レボンがいろいろなアーティストと共演したアルバムの中の一曲だということがわかりました。しかし早速そのアルバムを聴いてみたところ、若干求めていたものと違うような…。悪くはないんですけどね (下にそのアルバムも貼っておきます)。
とすると、この曲の共演者 Eruca Sativa (エルカ・サティバ) の方が私好みなのかな?という事で探して聴いてみたら、こちらは大当たり!
まずはこちら。ギターのカッティングの切れがイイ!
いわゆる「オルタナティブ・ロック」のバンドですね。ギターとボーカルがルイシーナ “ルラ”・ベルトルディ、ベースがブレンダ・マルティン、ドラムスがガブリエル・ペデルネーラ。2007年結成だそうです (Wikipedia – Eruca Sativa)。
ルラの声、喉痛くならないのかな…。めちゃめちゃ印象に残ります。
“Japón” (日本) なんていう曲もあって、聴いてみたら重量級ハードロックでした。
どういう歌詞なんだろ。 ゲストのギタリストはエルナン・ルポロという人。
アルゼンチンならではのフォルクローレの要素を含むこんな曲もあります。
Eruca Sativa という言葉を調べたら野菜の「ルッコラ」だそうです…と思ったら上の Wikipedia には下記のように書かれていました。
The band’s name Eruca Sativa roughly means “Wild Caterpillar” in latin and was chosen by the band to reflect their insterest in the metaphorical significance of the metamorphosis that caterpillars go through.
Wikipedia – Eruca Sativa
「野生の芋虫」「ワイルドな芋虫」でしょうか。
アルバムはこれまで6枚リリースしています。こちらは2016年リリースの “Barro y Fauna”。ハード路線中心です。
そして最新作、2019年リリースの “Seremos Primavera”。こちらは多様な音楽性が現れています。
という訳で、今後も注目していきたいと思います。
そうそう、最後にダビ・レボンのアルバムも。2019年リリースの “Lebón & Co.” です。
卓球好き、音楽好きです。飲み食い好きが高じて料理もします。2024年ソニーグループ(株)を退職し、同年より(株)fcuro勤務のAIエンジニアです。アルゼンチンタンゴ等の音楽について雑誌に文章を書いたりすることもあります。
なお、当然ながら本サイトでの私の発言は私個人の見解であります。所属組織の方針や見解とは関係ありません (一応お約束)。
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