Viaje de Tango vol.22 吉村流タンゴコンサートの楽しみ方
2023年1月8日に放送された「Marcy & Magi の Tango en Tokio」の中のコーナー「吉村俊司の Viaje de Tango」の事前メモ公開です。この日はちょっと趣向を変えて、タンゴのライブやコンサートを私がどのように楽しんでいるかについてお話ししました。
目次
バックグラウンド
最初に私がコンサートによく行くようになった背景など。
- 初めて行ったタンゴのコンサートは1978年のホセ・リベルテーラ楽団
- 札幌にて、中学2年の時
- 翌年以降オスバルド・プグリエーセ、オラシオ・サルガン…
- タンゴ以外にも、中高生の頃に父の友人からコンサートの招待券をもらう機会が多かった
- ビル・エヴァンス、カウント・ベイシー、アンドレス・セゴビア、etc
- 予備知識なしでコンサートに行って楽しむ下地ができた
- 東京に出てきてからは情報誌「ぴあ」、音楽誌「ラティーナ」等を頼りに様々なコンサートへ
- バブル期には洋楽外タレ (マドンナ、ホイットニー・ヒューストン、スティービー・ワンダー、TOTO、U2等) のコンサートやジャズの野外フェスにも
大前提:好きなように楽しめば良い
- タンゴコンサートだからといって構える必要はない
- 曲やアーティストについて、事前に知っていれば楽しめる面もあるが、コンサートで知ることで好きになることもある
- 個人的には曲を知っていて編曲や演奏に意外性があるようなケースが理想
- そうは言ってもお金や時間の制約→コロナでネット配信されるライブが増えてきたのでうまく活用したい
- 【曲】オスバルド・タランティーノ / ボエド
- 1991年5月の録音
コンサート、ライブの規模と内容
- 大きなホールでのコンサート
- ショーとしてしっかりと構成されたものが多い
- 近年は多くの場合ダンスを含む
- 民音タンゴシリーズ等、アルゼンチンのアーティストの公演も
- ラ・フアン・ダリエンソの全国公演が行われる (1/22北九州〜2/21大阪)
- ショーとしてしっかりと構成されたものが多い
- 小さなホール、ライブハウス等でのコンサート、ライブ
- 演奏者との近さ、一体感
- 演奏者や他のお客さんと知り合いになる機会も
- 【曲】トリオ・ロス・ファンダンゴス / 首の差で
- タンゴの節句2009より
- スペシャルな組み合わせ、スペシャルな演奏
- アルバムになっていないメンバーでの演奏
- 特別なレパートリー (○○へのトリビュート、○○の再現、等)
- ちょうど1/7に清川宏樹さんの「オルランド・トリポディへのオマージュ」
- 西村秀人さんも興味深い企画多数
- 【曲】Tetsu Saitoh Tango Groove Collective / Imágenes 676
- 1997年10月30日 柏 Nardis にて録音
- バンドネオン小松亮太、バイオリン近藤久美子
途中しゃべり過ぎて終盤はバタバタになってしまったので、後で Twitter で補足しました。そのツイートを貼っておきます。
コンサート、ライブの情報収集
このパートは放送では全く触れられなかったので、やはり補足ツイートを貼っておきます。
音源
残念ながらこの日の音源は、1曲目のオスバルド・タランティーノ以外 Spotify に上がっていません。1曲だけ貼るのも何なのでタランティーノはアルバムごと貼っておきます。
という訳で
いつものお知らせです。月額550円で「Marcy & Magi の Tango en Tokio」の過去アーカイブが聴き放題となる番組サポーターシステムがあります。1か月のみのお試しも可能ですので、ぜひご検討ください。詳しくは下記をご参照ください。
次回の Viaje de Tango は明日、2023年2月19日です。幸運にも放送前にこれを見た方、ぜひともお聴き逃しなく。放送後に見た方、聴けなかった方、番組サポーターになってアーカイブでお聴きください。よろしくお願いします!
卓球好き、音楽好きです。飲み食い好きが高じて料理もします。2024年ソニーグループ(株)を退職し、同年より(株)fcuro勤務のAIエンジニアです。アルゼンチンタンゴ等の音楽について雑誌に文章を書いたりすることもあります。
なお、当然ながら本サイトでの私の発言は私個人の見解であります。所属組織の方針や見解とは関係ありません (一応お約束)。
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