映画 BLUE GIANT 〜 泣いたという自覚もないまま涙がぼろぼろこぼれた
既に一週間前になりますが、映画 BLUE GIANT を観てきました (2023年2月25日 11:30〜 東京・ヒューマントラストシネマ渋谷にて)。
ジャズの映画だということ、音楽を上原ひろみさんが担当しているということ以外はほとんど予備知識なしで観ました。原作も読んでいません。
泣いた、という自覚もないまま涙がぼろぼろこぼれました。魂を鷲掴みにされてぐわんぐわんと振り回されたような感覚です。ライブのシーンがかなり多く (パンフレットによれば全編の1/4程を占めているとのこと)、そこで体感する音楽自体が素晴らしい。そして、それを奏でる3人それぞれがどのように生きてきてその音を出すに至ったのかを垣間見ることにより、単にライブを観ただけの感動とは異なる心の動きが生じるのだと思います。
ぜひとも多くの人に劇場で、可能な限り音響にこだわった上映で、観て頂きたい。そんな映画です。
ちなみに宮本大のサックス、玉田俊二のドラムスを演奏した馬場智章さん、石若駿さんのインタビューがありましたのでこちらもぜひご一読を。馬場さんが大のがむしゃらな演奏に挑み続けた結果、自身の演奏にも変化が生じた、という話が好きです。
BLUE GIANT
原作:石塚真一「BLUE GIANT」(小学館「ビッグコミック」連載)
監督:立川譲
音楽:上原ひろみ
キャスト:
- 宮本大
- 声 山田裕貴
- サックス演奏 馬場智章
- 沢辺雪折
- 声 間宮祥太朗
- 作曲・編曲・ピアノ演奏 上原ひろみ
- 玉田俊二
- 声 岡山天音
- ドラム演奏 石若駿
制作:映画「BLUE GIANT」製作委員会
配給:東宝映像事業部
卓球好き、音楽好きです。飲み食い好きが高じて料理もします。2024年ソニーグループ(株)を退職し、同年より(株)fcuro勤務のAIエンジニアです。アルゼンチンタンゴ等の音楽について雑誌に文章を書いたりすることもあります。
なお、当然ながら本サイトでの私の発言は私個人の見解であります。所属組織の方針や見解とは関係ありません (一応お約束)。
商品へのリンクには以下のアフィリエイトが設定されている場合があります。
Amazon.co.jpアソシエイト
楽天アフィリエイト