Viaje de Tango vol.25 春に聴きたいタンゴ特集
2023年4月30日に放送された「Marcy & Magi の Tango en Tokio」の中のコーナー「吉村俊司の Viaje de Tango」の事前メモ公開です。この日は「春に聴きたいタンゴ特集」。e-magazine LATINAの連載「タンゴ界隈そぞろ歩き」の下記の記事をベースにした企画でした。
ちなみにこの連載は既に3回目も公開中です。ギタロンという楽器について掘り下げていますので、併せてご一読頂ければ幸いです。
目次
楽曲とアーティスト
【曲】Primavera 春 (Julio De Caro, Ismael R. Aguilar, Jerónimo Martinelli Massa) / Julio De Caro y su orquesta típica フリオ・デ・カロ楽団
- 1925年録音、デ・カロ楽団が六重奏の編成だった頃のもの
- デ・カロによるそのものずばりの「春」
- ロマンチックな歌詞も付いてはいるがここでは歌われていない
【曲】Primavera 春 (Eduardo Bianco) / Orquesta típica Bianco-Bachicha ビアンコ=バチーチャ楽団
- 1927年録音
- これも「春」だが上とは別の曲
- パリに渡ったアルゼンチン人バイオリン奏者エドゥアルド・ビアンコとバンドネオン奏者フアン・B・デアンブロッジオ “バチーチャ” の連名楽団による演奏
- 同楽団は1925年末から1928年まで、パリを中心にフランス各地やスペインで演奏し、人気を博した
【曲】Romance de primavera 春のロマンス (Victor Lavallen) / Ryota Komatsu 小松亮太
- 2005年録音
- バンドネオン奏者ビクトル・ラバジェンのバルス
- これを収録している小松のアルバム『バンドネオン・ダイアリー』のライナーによればラバジェンが書いたのはメロディーだけで、アレンジはコロール・タンゴのキーボード奏者フアン・カルロス・スニーニが担当
- ラバジェンにしてはロマンチックで可愛らしい曲
音源
今回は「タンゴ界隈そぞろ歩き」向けに編集したプレイリストを貼っておきます。上記3曲は2, 3, 9です。他の曲の詳細はぜひ記事の方をご覧ください。
という訳で
いつものお知らせです。月額550円で「Marcy & Magi の Tango en Tokio」の過去アーカイブが聴き放題となる番組サポーターシステムがあります。1か月のみのお試しも可能ですので、ぜひご検討ください。詳しくは下記をご参照ください。
この回の次の回は既に5月21日に終わっておりまして、なんとタンゴの勉強のためにブエノスアイレスに向かったMarcy & Magiのお二人のお留守番企画「吉村俊司のTango en Tokio」として55分間番組丸ごと一人で担当しました!お聴き頂いた皆様、ありがとうございました。聴けなかった方は、是非とも↑の番組サポーターになっていただいてアーカイブでお聴き頂ければと思います。
この回のメモも早急に公開します。
卓球好き、音楽好きです。飲み食い好きが高じて料理もします。2024年ソニーグループ(株)を退職し、同年より(株)fcuro勤務のAIエンジニアです。アルゼンチンタンゴ等の音楽について雑誌に文章を書いたりすることもあります。
なお、当然ながら本サイトでの私の発言は私個人の見解であります。所属組織の方針や見解とは関係ありません (一応お約束)。
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