Trío Primavera (2024/10/24 東京・南青山 ピアノサロン・メロディー)
10月24日(木)は南青山のお店でタンゴのライブでした。
これまでも何度か聴きに行っているTrío Primaveraのライブ。守田春奈 (pf)、専光秀紀 (vn)、田中伸司 (cb)のトリオで、バンドネオン不在ながらタンゴの魅力にあふれる演奏をするグループです。
いつもながら選曲、編曲、演奏とどれも私の個人的な好みにぴったり。約半分を占める歌曲の器楽演奏へのアレンジは今回も見事で、前回聴いて以降にレパートリーに加わったと思われる曲の中では「ディビーナ」が、原曲のちょっとエキゾチックなメロディを生かした美しい演奏でした。フォルクローレが1曲加わったのも新鮮。器楽曲では「マランドラーカ」の執拗な繰り返しが癖になりそうな魅力です。これまでも演奏されてきた楽曲はさらに安定感が増した印象で、今回も素敵なライブでした。
Trío Primavera
日時:2024年10月24日 19:30~
場所:東京・南青山 ピアノサロン・メロディー
出演者:Trío Primavera
曲目:
【第一部】
- El arranque エル・アランケ (Julio De Caro, Mario César Gomila)
- Niebla del Riachuelo リアチュエロの霧 (Juan Carlos Cobián, Enrique Cadícamo)
- La pulpera de Santa Lucía サンタ・ルシアの雑貨屋の娘 (Enrique Maciel, Héctor Blomberg)
- La última cita 最期の逢引き (Agustín Bardi, Francisco García Jiménez)
- Tú あなた (José Dames, José María Contursi)
- Malandraca マランドラーカ (Osvaldo Pugliese)
- Desencuentro 破局 (Aníbal Troilo, Cátulo Castillo)
- Prepárense プレパレンセ (Astor Piazzolla)
【第二部】
- Divina ディビーナ (Joaquín Mora, Juan De La Calle) pf+vn
- Contrabajeando コントラバヘアンド (Astor Piazzolla, Aníbal Troilo) pf+cb
- Zamba para olvidar 忘却のサンバ (Daniel Cancio Toro, Julio Cesar Bissio)
- Mimí Pinsón ミミ・ピンソン (Aquiles Roggero, José Rótulo)
- Chiqué チケ (Ricardo Brignolo)
- Sur スール (南) (Aníbal Troilo, Homero Manzi)
- Marrón y azul 栗色と青 (Astor Piazzolla)
- Verano porteño ブエノスアイレスの夏 (Astor Piazzolla)
【アンコール】
- La cumparsita ラ・クンパルシータ (Gerardo H. Matos Rodríguez)
卓球好き、音楽好きです。飲み食い好きが高じて料理もします。2024年ソニーグループ(株)を退職し、同年より(株)fcuro勤務のAIエンジニアです。アルゼンチンタンゴ等の音楽について雑誌に文章を書いたりすることもあります。
なお、当然ながら本サイトでの私の発言は私個人の見解であります。所属組織の方針や見解とは関係ありません (一応お約束)。
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