よかったね、でしょうか、委員長?

輸入 CD 問題について、5/28 から衆議院文部科学委員会で審議が始まりました。

前者は全部見ると5時間かかりますが (^^;;) 一部だけでもぜひ見てみて頂きたいです。結構おもしろい、というと不謹慎かな?とにかく大臣やら文化庁の役人やらの「おい何考えてんだ」と突っ込みたくなるような発言を見聞きすることができて、私としてはいい経験でした (全部は見てないですが)。
答弁を聴く限り、客観的に見ると法案提出の根拠はほとんど全て崩れてしまった感があります。しかしながら、実際にはどうなることか、予断を許しません。実は、上記ビデオライブラリの川内博史氏の質疑のパートを観ていたら、最後に委員長が散会宣言したあと、誰かに向かって「よかったね、無事に終わって」と言っている委員長の声が聞こえてきたのです。あれが「無事に終わっ」た質疑なのか?考えられる可能性は3つ。

  • 委員長は民主党の委員に向かって、追及の質問が遮られることなく行われたことを祝福した
  • 委員長はボケていて、問題の所在がわからなかった
  • 実は政治の世界では、あの程度の官僚や大臣の答弁は法案の根拠をゆるがすいささかの影響力も持たない

さあどれでしょう…??
ところで、[2004-05-12] のコメントに、音楽関係者による反対声明に賛同者として参加したい旨を表明しましたが、断念しました。正確には、一応申し出てはみたものの、今日に至るまで名前は加わっていない、という状況です。実際には申し出た窓口が間違っていたのかもしれませんし、他の理由かもしれません。いずれにせよ事務処理がとても大変そうな中、再度の申し出をすることでご負担を増すのは本意でありませんし、当方の労力も他に向けた方が良かろう、と判断しました。
で、私の労力は下記のようなことに向けることにしました。

  • 署名 (少数ながら友人を巻き込んで提出)
  • 国会議員にメール: 推進派には「慎重な議論を」、反対派には「質疑がんばって」といった内容、今のところ計8通ほど

わざわざ言うほどのことでもない、と思いつつ、上記の声明への賛同の件とあわせてご報告しておきます。

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