刺身が残った翌日のお楽しみ

夕食に刺身が出て残ったときに、翌朝やる特別メニューがあります。最近はそもそも刺身が残ることがほとんどなかったのですが (多いと思っても食べちゃう)、今回久しぶりにその機会が訪れました。

漬け茶漬け。「漬け」が2回出てきて名前としてはイマイチですけど(笑)そんなことはどうでもいい。美味しいんです。

みりんを電子レンジで煮切って、粗熱が取れたら醤油と1対2位で合わせて刺身を漬けて、冷蔵庫で一晩。朝、残りごはんをレンジで温めたら漬かった刺身を乗っけて、熱い出汁 (熱湯+顆粒出汁で十分) をかけて出来上がりです。好みでわさびや適当な薬味を添えて。ささやかな贅沢。

ところで、最初にこういう食べ方に出会ったのは居酒屋のシメでした。品川駅港南口の細い路地が入り組む一角にある夢やというお店。

私が新入社員の時に先輩に連れてきてもらって以来、取り立てて行きつけというほどは通ってないけど、それでも何度行ったかわからない位には馴染んでるお店です。かつてはシメに何か食べる位ならもう一杯飲む、って感じでお茶漬けなんてノーマークだったんですが、ある日たまたま食べて衝撃を受けました。こちらがその「夢茶漬け」。

まぐろです。表面霜降り中は生。出汁にもまぐろの旨味が出てます。これに出会って以来、夢やでは必ずこれを頼むことにしています。

そして上述のように家でも再現を試みるようになった訳ですが、漬ける時間の関係もあって食べるのはいつも朝。シメで知ったのに私の中ではスターターの地位を確立した一品なのです。

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