ニューイヤー祝祭管弦楽団 NEW YEAR’S CONCERT IN 2024(2024/01/06 東京・荻窪 杉並公会堂)
2024年のライブ、コンサート初めは1月6日の杉並公会堂でのニューイヤーコンサートでした。
演奏はニューイヤー祝祭管弦楽団。早稲田フィルOB・OGを主体とするアンサンブル・ジュピターや東京シティ・フィルのメンバーによる、プロ・アマ混成の楽団です。なんと無料!
第一部は今年没後100年のプッチーニ、フォーレの作品を中心に、第二部はヨハン・シュトラウス2世の喜歌劇「こうもり」が初演から150年ということで同曲とそれにまつわる曲で、という構成。ソプラノとバリトンのソリストも加えた華やかで楽しい内容でした。指揮と司会の征矢健之介さんのトークはちょっと抜けたところもありつつ軽妙。アンコールの曲目など、ウィーンフィルのニューイヤーコンサートを意識した仕掛けも含め、必ずしもクラシックに詳しくない人でも楽しめるよう工夫がなされていたと思います。
印象に残ったのはバリトンの岩美陽大さん。何か評めいたことを書ける訳ではないので「印象に残った」が全てですが、一応書き残しておきます。
実は以前同じ職場だった先輩が中心人物の一人で、毎年案内を頂いていながら行ったのは今回が初めてだったのですが、これまで行っていなかったのはすごく損していたなあ、と今さらながら思った次第。18:45開場、19:15開演で、私は開場10分前位に行ったところ既に結構な行列でした。私が並んだ後もどんどん行列が伸びており、杉並の音楽好きに浸透した存在のコンサートであることを実感しました。
ニューイヤー祝祭管弦楽団 NEW YEAR’S CONCERT IN 2024
日時:2024年1月6日(日)19:15〜
場所:東京・荻窪 杉並公会堂
出演:
- 指揮・司会:征矢健之介
- 管弦楽:ニューイヤー祝祭管弦楽団
- 楽団長:安藤亮
- コンサートマスター:安藤貴子
- ソプラノ独唱:沖田文子*
- バリトン独唱:岩美陽大**
曲目:
【第一部】
- シャンパルティエ:テ・デウム ニ長調 H.146より 前奏曲
- プッチーニ:歌劇「エドガール」より「この愛は私の恥」**
- プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」より「ある晴れた日に」*
- フォーレ:劇音楽「シャイロック」より 夜想曲
- ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ「憂いもなく」Op.271
- ヨハン・シュトラウス2世:田園のポルカ Op.276
【第二部】
ヨハン・シュトラウス2世:
- 喜歌劇「ジプシー男爵」より 入場行進曲
- 喜歌劇「ジプシー男爵」より「さあ手を挙げて」**
- 喜歌劇「こうもり」序曲
- こうもりのカドリーユ Op.363
- 喜歌劇「こうもり」より ロザリンデのチャルダーシュ*
- チクタク・ポルカ Op.365
- ワルツ「親しい仲」Op.367
【アンコール】
- ヨハン・シュトラウス2世:喜歌劇「こうもり」より シャンパンの歌* **
- ヨハン・シュトラウス2世:美しく青きドナウ Op.314
- ヨハン・シュトラウス1世:ラデツキー行進曲 Op.228
卓球好き、音楽好きです。飲み食い好きが高じて料理もします。2024年ソニーグループ(株)を退職し、同年より(株)fcuro勤務のAIエンジニアです。アルゼンチンタンゴ等の音楽について雑誌に文章を書いたりすることもあります。
なお、当然ながら本サイトでの私の発言は私個人の見解であります。所属組織の方針や見解とは関係ありません (一応お約束)。
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