トッド・ラングレン (2025/03/03 東京・六本木 ビルボードライブ東京)
もちろん名前は知ってるし、曲も “I saw the Light” ぐらいは聴いたことがある。私にとってトッド・ラングレンってそれぐらいの位置づけの人だった。
が、時々メールで近況を交換し合うだけの旧友から「最近トッド・ラングレンにハマってる」と言われ、それから半月もしないうちに来日のニュースが流れてきて、これは行くべき運命なのだろう、と認識。チケットを発売日に確保。
そんなこんなで行ってきたトッド・ラングレンのライブ。

ちなみに発売日に確保したとはいえ、発売時刻からちょっと遅れたらカジュアルエリアになっちゃった。席からの眺めはこんな感じ。すごく上からではあるけど、出演者の表情もよくわかる距離で、ホールコンサートとは全然違う感覚。

内容は、と言えばすごく楽しかった。トッドは御年76歳だそうだが、全くそんなことは感じさせないパワフルさ。声は高音がちょっと苦しそうではあったけど力強く、マイクを離して歌ったシーンを見てもかなりの声量だったと思われる。ギターは上のパネルにも写っているグリーンのストラト1本勝負。これを弾きまくる姿のかっこいいこと。ステージ上を動き回り、時にステップを踏んだり謎のダンスを踊ったりとお茶目な一面も見せてくれた。
そして何と言っても楽曲の素晴らしさ。琴線に触れまくるメロディ、ポップだったりメロウだったりヘビーだったり、と様々な曲想、音の魔術師の面目躍如たるそれらの楽曲をしっかりと形にするハイレベルなバンドメンバー。素晴らしい!
というわけで、歳の割にはトッド・ラングレン初心者の私も最高に楽しめたライブだった。唯一心残りは、この日写真・動画OKだったのに気付いていなかったこと。まあ撮り始めるとライブに集中し切れなくなる面もあるのだが、数枚位は撮っておけば記念になったなあ、と。個人的にツボだったキーボードの「杏都兄」Tシャツも残したかった。
…と思ったらあった!ご本人のインスタより。日本のトッド・ラングレン・ファンクラブがバンドメンバー全員の漢字Tシャツをプレゼントした模様。
トッド・ラングレン Todd Rundgren
日時:2025年3月3日 (月) 20:30〜
場所:東京・六本木 ビルボードライブ東京
出演者:
- Todd Rundgren (vo, g)
- Anthony Featherstone (key)
- David Lane (g)
- Angus Leslie (g) ← BBLのサイトにはギターでクレジットされていたがバックボーカルメインだった気がする
- Luke Hodgson (b)
- Marcus Ryan (ds)
- Talei Wolfgramm (vo)
曲目:(ネットに上がっていたいくつかの情報を参考にまとめた)
- I Think You Know
- Secret Society
- Weakness
- Sweet
- Change Myself
- Buffalo Grass
- Afterlife
- Drive
- Compassion
- Open My Eyes
- Stoodup
- Love In Action
- Worldwide Epiphany
- (Encore) Medley: I Saw the Light – Can We Still Be Friends – Hello It’s Me
- (Encore) Fade Away
復習用にプレイリストにまとめてみた。
卓球好き、音楽好きです。飲み食い好きが高じて料理もします。2024年ソニーグループ(株)を退職し、同年より(株)fcuro勤務のAIエンジニアです。アルゼンチンタンゴ等の音楽について雑誌に文章を書いたりすることもあります。
なお、当然ながら本サイトでの私の発言は私個人の見解であります。所属組織の方針や見解とは関係ありません (一応お約束)。
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