昔々のベリカード発掘 (23) イスラエル放送協会
Iの国はもう一つ、イスラエルです。
目次
イスラエルからのベリカード
イスラエル放送協会 Israel Broadcasting Authority (IBA) です。

裏面は…これはなかなかの達筆(笑)。宛名もSYって、雑?
当時のガイドブック等と照らし合わせると、どうやら日本時間で1976年1月2日 05:00~、周波数9009kHzでの受信のようです。この周波数、国際電気通信条約で定められた放送バンドからは外れているんですよね。当時の共産圏の国の一部は放送バンドを無視した周波数を使っていましたが、西側の国でこういう掟破りは珍しかったように思います。

こんな感じの小冊子も同封されていました。

放送内容はやっぱり覚えてません。英語放送を聴いたはずです。
現在は
Wikipediaによれば、現在はイスラエル公共放送協会 (略称KAN) に移管されているのだそうです。公式サイトはこちら。
開くと全面的にヘブライ語。これはちょっと難敵ですね。この「歯が立たない」感、海外の人が日本語オンリーのページを開いた時もこんな感覚なんだろうなあ。一応ブラウザの翻訳機能で英語や日本語に翻訳すれば概ね読めますし、[LIVE]のボタンをクリックすればラジオやテレビを楽しむこともできます (一部のチャンネルは地域制限がある模様)。

周波数表を見ると電波での放送はFMか衛星だけのようです。
多言語放送はREKAという移民/海外リスナー向けチャンネルで行われています。右上の三本線メニューを開くとヘブライ語の項目に混ざって “Languages – REKA” という項目があり、それを開くと言語の選択肢が出てきます。これを書いている時点では、英語は現地の20:00 (日本時間02:00) から1時間のニュースだけのようです。ライブ音声とPodcastで聴くことができます。
REKAについての詳細は英語版Wikipediaの記事が参考になります。
現在のこの国に対してはいろいろ思うところがありますが、ここでは以上の記録を残すにとどめます。
卓球好き、音楽好きです。飲み食い好きが高じて料理もします。2024年ソニーグループ(株)を退職し、同年より(株)fcuro勤務のAIエンジニアです。アルゼンチンタンゴ等の音楽について雑誌に文章を書いたりすることもあります。
なお、当然ながら本サイトでの私の発言は私個人の見解であります。所属組織の方針や見解とは関係ありません (一応お約束)。
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