Al Di Meola (g, arr), Dino Saluzzi (bn), Arto Tuncboyacian (perc, vo), Christopher Carrington (g), etc

ジャズ／フュージョン界では言わずと知れたスーパーギタリストのアル・ディ・メオラですが、近年のワールド・シンフォニアの2枚のアルバムではピアソラの曲を多数取り上げています。このCDはこれらに収められた全てのピアソラ作品（およびピアソラに捧げられたディ・メオラの作品10）に、新録音（1、5）を加えたコンピレーションアルバムです。
バンドネオンで参加しているディノ・サルーシ（ピアソラも生前絶賛していた現代最高のバンドネオン奏者）が深みのある音で素晴らしい演奏を聴かせています。
何と言っても3〜4が圧巻です。ちなみに本来は3と4の間に7が入って「タンゴ組曲(TANGO SUITE)」一揃いです。あとは、9でのガット弦のギター１本のソロがおよそ彼らしくないのですが、しみじみと美しい演奏です。

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