メモを紛失し、アンコールが何だったかどうしても思い出せない。 編成についても、トリオ以外の曲がもう少しあったかもしれない。
と書いたら、ある方がメールで
アンコールは「1940年代のミロンガ」、また「シルバンド」もvn+pfのデュオだったはず
と知らせて下さった (お知らせ下さった方、ありがとうございました)。- 2001.3.29
小松亮太の分と同様に、書くのがあまりに遅れてかなり感覚が薄れてしまったが…
会田、北村は最近の小松亮太&ザ・タンギスツの公演ですっかりおなじみであろう。 青木も、かつてタンギスツがテレビに出た時に熊田洋の代役でピアノを弾いたことがあったと思う。 若手実力派の3人による演奏は、若干前ノリ気味で重みにはやや欠けるが、 なかなか勢いがあって良かった。 「パリのカナロ」や、配布されたプログラムにはなかった「エンスエニョ」 などが印象的。
また、北村のソロによる「パ・ケ・バイレン・ロス・ムチャーチョス」 も素晴らしかった。 以前から彼のことは噂には聞いていたが、 この前日の小松亮太&ザ・タンギスツのライブで私は初めて彼の演奏に接し、 さらにこの日のエル・パティオで噂通りの素晴らしい才能であることを確信した。 今後がますます楽しみである。
歌の堀尾暁子は、いつもながら独特の雰囲気を漂わせて登場。 やわらかく素直な発声は魅力的で、 「私の町では」「悲しみのミロンガ」などは持ち歌として完全に定着した感がある。
ピアノの青木はしばらく盛岡に移り、当地のタンゴ・グループで演奏するとのこと。 会田+青木コンビの秘かなファンだった私としては (という割にはあまりライブに行っていないけど) 寂しい限りだが、 ぜひとも元気でがんばって来てほしい。 ちなみに4月の東京バンドネオン倶楽部のコンサートには出演する模様。
[2001年3月25日(日) 記]
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最終更新:2001.03.29