今月はタンゴとは無縁で、刺激的なライブを立て続けに3つ。
ものすごい緊張感に圧倒されたコンサートであった。 新作 "The ConstruKction of Light" からの楽曲が特に素晴らしい。
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3本のコントラバスの対話。 普通の奏法以外に、たたいたりこすったりと楽器の出し得るあらゆる音を引き出して、 風の音のような繊細な音から地響きのような迫力までの幅広い表現が素晴らしかった。
バッハはともかく現代音楽にはほとんど馴染みのない私であるが (ホントはバッハも良く知らない)、 なかなか楽しめた。 演奏された曲の中では夏田昌和の 「フルートとプリペアードピアノのための赤道地方の歌」 が印象的であった。
ブリティッシュ・ジャズロック界最高のドラマー、 ビル・ブラッフォードの1977年のアルバム。 変拍子の嵐のインスト曲 (9拍子と10拍子が交互に、とか)、 アネット・ピーコックの気怠いヴォーカルにアラン・ホールズワースのギターがウネウネと絡む曲、 などなど、クセは強いのに結構ポップではまると抜けられない。 テープでしか持っていなかったものを、急に思い立って購入。
こちらはブラッフォードのカルテット、アースワークスの1992年録音のライブ盤。 一応ジャズになるのであろう。 でもそこはやっぱりフツーの4ビートにはなかなかならないわけで、 そのヒネクレ具合が何ともかっこいい。
リーダーのバンドネオン奏者ガブリエル・メルリーノは1999年の録音当時で21歳。 最も若いタンゴ演奏グループの一つであろう。 編成はバンドネオン、エレキ・ギター、エレキ・ベース、フルートの四重奏。 ピアノがいない上にベースもエレキなので、ちょとリズム面での重みに欠けるかな? バンドネオンはかなり健闘。 古典からピアソラまで幅広いレパートリーに挑んでおり、 ゲストの歌手クリスティアン・ムットもオーソドックスで良い。
ピアノ・ソロによるタンゴ集。 ロマンチックな歌曲を中心に、自由なテンポでメロディを歌い上げている。 どの曲も短い演奏時間ながら印象的。1999年録音。
トロイロのRCAレーベル全曲集の1枚目で、1941年に録音されたものが収録されている。 歌手はフィオレンティーノ、ピアノはオルランド・ゴニで、 第5バンドネオンには若き日のアストル・ピアソラが在籍。 「40年代にミロンガで」など、スイング感あふれる演奏は非常に魅力的。
以前一度行ったことのある店で、 今回はキング・クリムゾンのコンサートの後に立ち寄った。 食べた中では「蒸し鷄の特別ソース」が絶品。他もどれもおいしい。 料理は安いが、量はやや少な目。そのかわり少人数でも色々頼めるので、 それはそれで良い。
中野駅北口から線路沿いに東中野方面に歩いてすぐ。
何度か書いた会社の健康管理センターの減量コースは、ひとまず観察期間終了。 一応第1目標に近い数値の減量を達成し、まずはめでたい。 とはいえ同様の運動を継続しないと意味がない。 実際、ここしばらく風邪とか仕事が忙しいとかでトレーニングをサボっていたら、 簡単に増加傾向に転じてしまい、焦っているところ。 今後何如に続けるかが勝負。
サッカーのアジアカップは嬉しい!
[2000年11月5日・記]
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最終更新: Nov 05, 2000