小松亮太がバンドネオンの巨匠ビクトル・ラバジェンを迎えて特別編成の楽団で行ったコンサート。 オスバルド・プグリエーセ楽団のスタイルをベースにしたアレンジで、 近年のタンゴのコンサートでも最高の部類の演奏であった。
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8月に続いての飯泉昌宏さんのトリオのライブ。 今回は歌の矢野祐子さんも加わったが、これがまた最高。 このライブの後、トリオは半年ほど充電期間に入るということで、 演奏にもいつも以上に気合いが入っており、素晴らしかった。
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なんだかずいぶん買ったなー。 最初の3枚は8月末に買ったもので、8月度月報でも触れた。
クラシック方面はかなり疎いが、バルトークは以前から気になっていた。
こちらはずっと前に掲示板で推薦していただいたラフマニノフ。
映画にコンサートに大成功を収めた『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』のCD。 今更何も言うことないです。おじいちゃんカッコイイ!
『ブエナ・ビスタ〜』同様アメリカ人ギタリストがキューバ音楽に取り組んだアルバムだが、 キッチュなデザインのジャケットに「にせキューバ人たち」というバンド名で、 何やら一筋縄では行かない雰囲気。 実際、美しいアコースティック・ギターのアンサンブルに突然歪んだギターがギャーンと切り込んで来たり、 エンディングのギター・ソロがちょっとぶっ壊れ気味だったりで… 私こういうの好きです。
葉加瀬太郎がタンゴに取り組んだアルバム。 美しい演奏でバックも素晴らしいが、やや準備不足?の物足りなさを感じる。
ピアソラのチェロ独奏曲「ル・グラン・タンゴ」をタイトルに据えたアルバム。 そのタイトル曲は奔放で力強い演奏で、特に後半の盛り上がりは素晴らしい。 他にターヘル、ファリャ、ラフマニノフ、チャイコフスキーなどの曲を収録。
若手注目株のバンドネオン奏者によるリーダー作。 うまく料理された古典タンゴと自作曲のいずれも秀逸。 タンゴらしさの中にジャズの薫りも漂い、おすすめのアルバム。
ギター、サックス/クラリネット、キーボードという編成のトリオによるライブ録音。 曲によってコントラバスがゲストで加わる。 古典、ピアソラ、自作とバラエティに富んだ選曲で、 独特の軽妙さ、軽快さを身上とする一方で、組曲「ブエノスアイレスの4つの駅」 などは迫力満点。タンゴらしさも十分保たれている。 やはりおすすめのアルバム。
現代の最高のミュージシャンを集めて1950年代のデ・カロ楽団の演奏を再現すべく、 1983年に日本のタンゴ愛好家団体A.M.P.の大岩祥浩氏によって制作されたアルバム。 下町の味と高度に洗練されたオーケストレーションの調和、珠玉の名曲の数々、 など素晴しいの一言。
既存のアルバム2枚分を1枚のCDに収める "2 EN 1" シリーズの1枚で、 オスバルド・プグリエーセ楽団の1950年代のSP録音を編集した"LOS NO 1" と、 1980年代初頭のアルバム "PA' LOS MEDICOS" のカップリング。 特に後者はこれまであまり復刻の機会に恵まれなかったのでは? 有名曲は少ないがいずれも充実の演奏で、スタイルの変化を比較するのも興味深い。
プグリエーセ楽団が1960年代にフィリップスの専属だったころの録音を全て集めた 6枚シリーズのうち、買い漏らしていた1枚目をようやくゲット。 歌ものは当時のヒット曲が取り上げられており、器楽曲も注目すべき曲が多い。
こちらはアニバル・トロイロのRCAへの全録音を集めた16枚シリーズの中の1枚。 いつか買い揃えようと思いながら手を付けていなかったが、 ノンビリしているとなくなるかもしれないので今後は順次購入予定。 今回買ったVol. 3は、歌手にフィオレンティーノとアルベルト・マリーノ、 ピアノに伝説の人オルランド・ゴニを擁していたころの録音が中心で、 ピアソラの名アレンジ「インスピラシオン」も収録されている。
今月は大してうまいもん食っとらんぞ、ということで、うまい物関連はお休み。
オリンピックのサッカー、決勝トーナメントのアメリカ戦はくやしかったなー。 最後のPK戦は仕方ないけど、後半で取られたPKはとにかく痛かった。 でも、これまでにない大健闘は称賛に値すると思う。
しかし、先月の高校野球に続いて、 スポーツ応援がもたらす集団への帰属意識の高揚を身を以って体験してしまった。
[2000年10月1日・記]ご意見、ご感想はメールまたは掲示板にてお願いします。
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最終更新: Nov 05, 2000